立証〈新装版〉
事件を操る指揮者(コンダクター)は誰だ!?二つの事件が結びついたとき、衝撃の真実が浮かび上がる!本書読了後には、目次を読み返して戴きたいし、このカバーもじっくりと眺めてみて欲しい。
‘よくできたミステリ’であることが、なお一層理解できるだろう。
四半世紀に及ぶ作家活動で培った技と知見を注ぎ込んだ一冊がこの『立証』である。
最後の最後のエピソードまで堪能されたい。
――ミステリ書評家・村上貴史氏(解説より)大学教授の針生田がタイ人留学生ヤンに対する強姦未遂容疑で逮捕された。
針生田はヤンに誘われたと反論、結果は不起訴となった。
ヤンから相談を受けた弁護士の香月佳美は、針生田に対する民事訴訟の準備を進める。
その後、埼玉で起きた放火殺人の被害者女性に針生田が二百万円を振り込んでいたことが判明。
だが事件直後、針生田は何者かに殺害され……。
〈目次〉第1章 華やかな開演(オープニング)第2章 疑惑第3章 焼殺第4章 反撃第5章 脅迫第6章 展開第7章 鮮やかな終曲(フィナーレ)第8章 アンコール
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