黄昏坂 七人斬り
娯楽文学の王道を貫く門田泰明時代劇場の神髄に酔う!寺音肥前守武念(じおんひぜんのかみぶねん)――神楽坂に無傳一刀流の大道場を構える白皙にして容姿端麗な剣客だ。
門弟は三百人。
拵屋の銀次郎が偶然知り合った美咲・京の母娘は夫と義父を謀殺した寺音を追って長崎から江戸に移り困窮に喘いでいた。
次第に明らかとなる寺音の悪行に、ついに銀次郎の刃が一閃した!特別書下ろし中篇「黄昏坂七人斬り」他、門田泰明娯楽文学の神髄が堪能できる、待望の中・短篇集成!黄昏坂 七人斬り悠と宗次の初恋旅思案橋 浮舟崩し苦難をこえてくノ一母情残り雪 華こぶしの全6編!
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