海がきこえる〈新装版〉
天才YA作家 氷室冴子 デビュー45周年激しくも切ない「90’s青春グラフィティ」 「あたし、高知に行くまでは世間とうまくやってるいい子だったのよ。
あれからずっと世間とずれっぱなしの感じがする」大学進学で上京した杜崎拓は「ある事件」で疎遠になった高校時代の転校生・武藤里伽子が、地元大学への進学を蹴り東京に舞い戻った事を知る。
気まぐれな美少女に翻弄されながら、その孤独に耳を澄ました短い日々を回想する拓に、思いもかけない再会の機会が訪れる。
スタジオジブリの長編アニメーション「海がきこえる」の原作。
キャラクターデザイン近藤勝也氏のカラーイラストを34点収録。
トクマの特選!イラスト 近藤勝也〈目次〉第一章 フェアウェルがいっぱい第二章 マン第三章 里伽子第四章 里伽子ふたたび第五章 やさしい夜第六章 海がきこえるあとがき解説 酒井若菜
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