「わしらは聖徳太子から四天王寺と五重塔を守護するようにいわれた一族や」美しい宝塔を建てるため、百済から海を渡ってきた宮大工たち。<br />彼らが伝えた技術は、飛鳥、平安、戦国と時代を超えて受け継がれた。<br />火災や戦乱で何度も焼失したが、それぞれの時代の宮大工たちが五重塔を甦らせる。<br />そして、その塔は決して、地震では倒れなかった。<br />なぜなのか? 現代の高層建築、丸の内ビルディングや東京スカイツリーにも生きている「心柱(しんばしら)構造」の誕生と継承の物語!