股間に激痛を感じた赤石宣夫は、病院へ向かった。<br />警察に誤認逮捕され人間不信に陥った彼はその後何年も引きこもり生活だったが、背にタマは変えられない。<br />ところが、病院への道中で殺人現場に遭遇してしまう!「警察なんか行きたくない!」と現場を後にするが、警察の捜査の手は赤石を徐々に追いつめてゆき…。<br />運に恵まれない男が奈落の底へ落ちていく、究極の不幸スパイラル事件小説!