私鉄の駅近くにある交番に、中年の男が困った顔をしてやってきた。<br />コインロッカーの中に骨壺が入っているというのだ。<br />早速、持ち主の捜索を始めた巡査たちは、失踪した父子に行きあたるが……(忘れられた遺骨)。<br />地域住民の安全のために交番に勤務する、人情味あふれる巡査たちの事件簿(エピソード)。<br />実際に交番勤務の警察官だった著者の経験を元に描く、警察小説第2弾!