(クリスマス・イヴに死のう)人里離れた山林に死に場所を求めた「僕」の前に、一台の車が現れた。<br />やって来たのは、自殺サイトで知り合ったらしき男女6人――。<br />彼らの最期(さいご)を陰から見届けた僕は、その中の一人の美少女に目を奪われた。<br />彼女のあどけない死に顔が、僕の冥(くら)い欲望に火をつけた……。<br />人間の深い業(ごう)を描き、戦慄の世界へと誘う衝撃の書!