右肩にある瑕に、君島典子は幼い頃から苦しんできた。<br />激しい痒みと痛み。<br />どんな治療もほとんど効果がなかった。<br />病院を転々とした末に辿り着いた遺伝子治療という選択。<br />典子は主治医らとともに、奥深い山中にある研究施設へと向かう。<br />ところが、そこには、何体もの惨殺死体が転がっていた! ここにはとんでもなく危険なナニカがいる? 衝撃のサスペンスホラー。<br />