長編には長編の面白さと、書く上での苦労があり、短編にはそれなりの楽しみと苦心がある。<br />そして、ショートショートという一番短い小説の形式にも、他にない味わいがあるのだ(中略)。<br />読み返すと、自分でも忘れている作品も多くて懐かしい(「まえがき」より)。<br />「ラブストーリー」「ミステリー」「人生の鍵」……きらめくショートショートの世界へようこそ!