飛鳥山(あすかやま)で暢気(のんき)に紅葉狩(もみじが)りを楽しむ妖怪たち。<br />その上に天から一人の仙人が降ってきた。<br />可愛がっていた妖怪・袋狢(ふくろむじな)が逃げてしまったので、探してほしいという。<br />一方、江戸では不思議な仕事をする盗賊一味が世を騒がせていた。<br />錠前を破りもせず、蔵の中のお宝を根こそぎ盗むのだ。<br />どんな壁や扉も擦(す)りぬけられる袋狢も仲間なのか? 愉快、痛快、妖怪活劇シリーズ第4弾!