秋山正紀は、バイク、小型車を販売するシェイク社の社長。<br />バブル景気で業績が急伸するなか、若く、肉感的なOLを愛人とし、所有する競走馬はダービーを制する。<br />秋山は、ますます愛人と競走馬にのめり込み、至福の時に酔う。<br />しかし、その足もとには、平成不況が迫っていた……。<br />時代の波に翻弄された男の、栄光と挫折を、巨匠が描ききる。<br />