越してきて間もない街。<br />初めて曲がった角の向こうで、いつしか「私」は奇妙にねじれた世界に足を踏み入れていた（表題作）。<br />気に入ったものたちを、そのままの姿で永遠に保存したい――一人の男の歪んだ欲望が招いた悪夢（「琥珀（こはく）のなかの虫」）。<br />ある環境団体が行っていた恐るべき儀式とは？（「窪地公園で」）。<br /> 読む者を夢幻世界に誘（いざな）うダーク・ファンタジーの傑作7編！
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