文化元年の江戸で、船荷を狙った襲撃事件が頻発(ひんぱつ)。<br />盗賊たちが強奪した獲物を買い上げ、外国との密貿易を企む悪徳商人が暗躍した。<br />お庭番・北条左近は、将軍家斉(いえなり)の密命を受け、ロシア船が入津(にゅうしん)する長崎へ。<br />さらに京、江戸と政商を追いつめていく。<br />窮地に立った彼らは、金で刺客を傭(やと)い、左近主従を襲うが……。<br />大好評の裏お庭番シリーズ第五弾!