備中高松城が巨大な人工湖の中に孤立していた。<br />城を攻めあぐねた秀吉は、大堰堤を築き、奇想天外な水攻めを敢行した。<br />城主・清水宗冶は、毛利の援軍を期待して籠城する。<br />が、毛利は動かず。<br />やがて宗冶は、自分を信じて籠城した兵や百姓を救うため、切腹を決意する。<br />(武士の宴) 大国に挟まれた小国領主の悲運。<br />武門の意地を貫き、滅びゆく武将像を活写。<br />