京から鎌倉に舞い戻った白拍子(しらびょうし)・水鳴に、後白河院のご落胤との噂がたち、大騒動が! いっぽう、鎌倉幕府を窮地に追い込まんとする朝廷、そして丹後局(たんごのつぼね)は、天に不吉な‘薄蝕(はくしょく)’が出たことを利用し、鬼一法眼を京に呼び出すことに成功する。<br />法眼不在の鎌倉では、牛若丸がその陰謀をいよいよ実行に! 朝廷対幕府の超常なる闇の闘いが迫る。<br />鎌倉怪奇譚、絶賛の第3弾!