塗装工の戸沢敬二は女に飢えていた。<br />テレクラの密室送受器で人妻、OL、女高生らと淫らな会話に溺れ、ひとりで果てた。<br />「我慢の限界だ。<br />抱きたい!」と頼むが、約束の場所に来た人はいない。<br />逆上した敬二は電話帳を繰ってダイヤル、若い女性の独居を急襲した!(第一話)。<br /> 新聞記者とTV解説で洞察力を磨いた著者が、三話構成で追究する衝撃の実録小説!