殺された京都西陣の織元・花よしのオーナー浅井万三は、死の直前、自身の赤裸々な性体験を綴った自伝を残していた。<br />新京都日報の記者・江頭は、この自伝に隠された意味を探り当て、浅井と関係を持った女たちを追い、熱海から京都へ。<br />しかし、追いつめた女たちは次々と何者かの魔手にかかる。<br />奇怪な連続殺人の謎を追う記者の執念を描いた快作!