冴えない身形の老人が、ホテルの特別室(スイート・ルーム)へ向かう。<br />そこには総理と秘書が打ち合わせ中だった。<br />SPが老人の行方を制した。<br />「花山清五郎です」。<br />すると、総理が笑顔で花山を部屋へ迎え入れて、「衆参同時選挙もあり得る。<br />どうぞよろしく」。<br />老人の異名(ニックネーム)は‘ミスター政治献金’。<br />日本の保守党を堕落させた金の入手法を白日の下に曝す内幕小説!