「私」は警視庁捜査四課の秘密捜査官。<br />潜入先が変わるたびに違う名を持つ「名前のない男」だ。<br />本当の身分を知っているのは、首脳部の限られた人間と一部の同僚のみ。<br />今日も愛銃ベレッタと鍛え上げた肉体を駆使し、組織犯罪に斬り込んでゆく。<br />スピーディーな展開と随所に光るユーモア感覚。<br />明日をも知れぬ覆面刑事の神出鬼没の活躍を描く、連作アクション12編!