社長秘書をつとめる倉沢ユミの姉のマヤは、結婚を餌(えさ)に騙した男を札幌で殺し、姿を消した。<br />が、社長の大木戸(おおきど)は、マヤが犯人でないと主張、ユミを誘って現場を訪れた。<br />美男の社長への淡い恋心。<br />殺人事件は逆転できるのか!?(踊らされた殺意) 不可能興味あふれる本格推理から、意外な結末をむかえるサスペンス、怪談まで、笹沢作品の良質多彩が味わえる傑作集。<br />