冬山登山中の男女5名は、猛吹雪に遭い、廃鉱になった鉱山事務所に避難する。<br />そこは幕末に暴動が起き、鉱夫全員が斬殺の末、鎮圧された暗い歴史を持っていた。<br />暖をとるため、彼らは坑道に入り、進路を遮断する禁柵を破って、これを燃やしてしまう。<br />その夜から、一人一人、命が消されていった……。<br />著者得意の恐怖推理力作!