東西物産のイケメンの独身・石毛保(いしげたもつ)は、かつてホスト稼業を体験していた。<br />その当時の先輩ホストが癌(がん)で倒れ、彼は円熟しながら性的欲求不満に悩む夫人たちの世話を頼まれる。<br />その数10人。<br />殆(ほとん)どが年上の女性である。<br />石毛はサイドビジネスと割り切り、人妻の肉体を満足させ、性の学習にいそしむのだった。<br />著者が放つ、興奮満載の風を孕(はら)む官能ロマンの宝船(たからぶね)。<br />