マルコ・ポーロ自筆の「もうひとつの東方見聞録」を、著者は手に入れた。<br />なんと、マルコは日本(ジパング)に足を踏み入れていたのだ! モンゴル帝国皇帝・フビライのスパイとして……。<br />だが、真の目的は日蓮に会うことだった! ‘カマクラ’でマルコが見たものは? 日蓮との会見は? そして‘蒙古襲来’で果たした役割とは?――『薔薇の名前』に匹敵する壮大な歴史小説!