童貞喪失は必ずしも悦楽の夢につながらない。<br />梅田功一は十五歳で年上の人妻に弄ばれた。<br />やがて就職、良縁に恵まれるが、新妻は初心(うぶ)すぎて刺激がない。<br />結局、梅田は人妻に復讐するより征服願望に駆られていく。<br />脱サラの不安を数々のヒット作品で克服した著者が、徹底的躍進を賭けた魅惑の長編官能小説。<br />