伝蔵(でんぞう)が刺客稼業の男を始末しようと考えていた矢先、弥十郎(やじゅうろう)が商人(あきんど)の身辺警護の仕事を持ち込んで来た。<br />その商人の駕籠(かご)が襲撃され、代わりに乗っていた女が殺される。<br />伝蔵は辛うじて逃げきるが、お尋ね者として手配された。<br />一体、誰が罠に嵌(は)めたのか? 身の危険も顧みず、伝蔵たちは必死の探索を重ねる。<br />やがて暗号めいた書き付けから、悪党どもの企みが……。<br />第2弾!