小出達夫・39歳・塗装工として、川崎の工務店に勤めている。<br />深夜、二人組の男と諍いになり、元プロボクサーの彼は二人をあっけなく倒してしまう。<br />そのとき手に入れた拳銃が彼の人生を変えてしまった!?―― 殺戮と陵辱の限り、性と暴力の魔性にとり憑かれた男を描く。<br />勝目文学の極み!