「負けないことが、生きること」を説きつづけた峰流武蔵。<br />遂に、この最終巻で真価を発揮する。<br />宮本武蔵、29歳。<br />佐々木小次郎、27歳。<br />互いに人を斬り、斬っては旅に出た。<br />虚しくなれば女も抱いた。<br />その同じ生き方が対抗意識を燃やしたのか、両雄は並び立たないのか。<br />海上一里の孤島に死闘の時刻が迫る。<br />「現代人の感覚に合う」と、好評の嵐を起こし、全十巻が完結!