「年齢は?」「17歳」「仮の名前でも教えて」「カオリよ」。<br />藤崎伸一郎は、初めて訪れたテレホンクラブでピチピチ娘を知り、ホテルへ急いだ。<br />50歳、部長職の自分が逞しく甦った。<br />カオリは同じく高校中退のミオも紹介する。<br />カオリは小太り、ミオは痩せ型でどちらもお好みだ。<br />藤崎は二人を3万円で交互に愛し、大胆な女に育て、自らも中年の歓びに浸る。<br />疲れも忘れる風俗小説。<br />(『テレクラ遊び』改題)