女性ルポライターの麻矢には妻子持ちの愛人がいる。<br />愛人の妻玲子は夫の浮気を悟った。<br />その瞬間から麻矢は自分が本妻でない弱みに苦しむ。<br />一方、玲子は夫を殺しても人手に渡したくはない。<br />女の意地が炸裂する。<br />官能作家で売り出した著者が、愛欲+サスペンス手法を採り、秘悦度を高めた。<br />