大林誠一は、ソープランド経営者の美人三人娘に婿入りした。<br />妻は、キク子、百合子、レンゲ。<br />みんな花の名だ。<br />母の名も椿子。<br />「重婚は法律違反よ」と怒ったチン子も四人めの妻に。<br />さらに近所の娘・香織もハーレムに憧れ、五人めの妻を志願した。<br />お楽しみの代償は、続々生まれる双子と、回数不足の妻の浮気など……。<br />風刺をスパイスに、コミカルに仕上げた著者渾身の作品。<br />