生涯を夢に殉じた巨人が、珍しく赤裸々に自己を語る。<br />ふるさと、父母、いじめらっれ子だった少年時代……。<br />さらに同性愛への関心、残虐への郷愁など、汲めども尽きぬ興味にあふれる。<br />さらに海外作家数十名を論じても、やはり乱歩ならではの語り口が冴える、推理ファン・乱歩ファン必備の一冊。<br />【この電子版は、註釈と「私と乱歩」を割愛しています】