ある朝、草刈敬介は、殺し屋からの決闘状を受け取る。<br />それは、手段は問わず、期間無制限、どちらか一方の死亡をもって停止にいたる、というものだった。<br />逃げる敬介。<br />友人が殺され、恋人がさらわれ、敬介は徐々に追いつめられていった。<br />(「追撃者」)「物書きとしての思考、物の見方、技術的な部分のほとんどを短編から学んだ」という著者の傑作集。<br />