1990年春、深津圭介は西伊豆の田舎町から上京した。<br />切ないまでの不安と期待を胸に、東京での学生生活を始めた圭介が巡り会う美しい女性たち――。<br />合コンで知り合った一つ年上の響子。<br />新宿の高層ホテルで結ばれた人妻の礼子。<br />そして幼なじみの米倉浩美との再会……。<br />少年が男へと成長してゆく姿を瑞々(みずみず)しい筆致で描く、超人気シリーズ第2弾!