東京の大学病院に勤めていた内科医の望月美並は、長野県大町市で祖父のあとを継いで警察嘱託医を務めることとなった。<br />ある日、美並に警察から検死要請がくる。<br />遺体は、北アルプスで滑落死したと思われる男性だった。<br />検死が終わり、死体検案書を作成する段階になって、事態は一変、事件の可能性が出てきた。<br />いったい死因は何か。<br />著者渾身のシリーズ、待望の第2弾。<br />