亮子の悪夢のような日々は、幼なじみの森本との再会から始まった。<br />匿名の手紙、日に何十回もの非通知の着信、食べ物に繰り返し混じる異物……。<br />二人の仲を邪推する森本の妻・真理の仕業なのか? それにしても、理屈では説明のつかないことが多過ぎる。<br />深夜に襲ってくるこの異様な気配はいったい? 反撃に出る亮子。<br />だが、本当の恐怖は始まったばかりだった。<br />