2004年、イラク・ファルージャ。<br />‘首切りアリ’率いるイスラーム武装組織「イラク聖戦旅団」に5人の日本人が拉致された。<br />旅団の要求は、自衛隊のイラクからの即時撤退。<br />しかし日本政府はこの要求を拒否。<br />日本国内では人質の「自己責任論」が巻き起こり、処刑の期日が迫る……身代金交渉の実態、イスラーム過激派組織の内情、テロリスト一人ひとりの実人生、戦争から遠く離れた私たち日本人の生き様が、鮮明に炙り出される!