「ただ一本、芝居を打てたことだけで、僕は満足していました。<br />(中略)タバコの煙とシャボン玉と、広場と。<br />(中略)残念なことに、この幸福を超える幸福を、僕はまだ経験してはいないのです」(本文より)。<br />鴻上尚史の芝居の原点とは? その変遷は? 彼の作品はなぜ人の心を打つのか? 鴻上尚史と彼の演劇の全てが分かる、自選傑作エッセイ集!