かつて鳥だったころのことが忘れられず、母親と別れてケンジントン公園に住むことになった赤ん坊のピーター。<br />妖精たちを率いて葦笛で音楽を奏でたり、公園内の小さい家での一夜の出来事など、妖精たちや少女メイミーとの出会いと悲しい別れを描いたファンタジー。<br />バリーがいちばん初めに書いた、神話的な世界と幻想の世界が織り交ざった魅力あふれる「ピーター・パン物語」。<br />挿絵アーサー・ラッカム。<br />