生まれ故郷の村に帰った小萩は、姉の婚礼の祝い菓子を作る。<br />江戸でもっともっと菓子作りを学びたい。<br />あらためてその思いを強くする小萩だった。<br />ようやく戻った牡丹堂に、ある日颯爽と現れた一人の男。<br />かつて店にいた腕利きの職人だという。<br />その男が、思わぬ騒動を引き起こしてゆく――。<br />美味しいお菓子と人々の情に心がほっこりする、好評シリーズ第二弾!