昼は進学校に通う高校生、夜は男娼の顔を持つ相浦理一は、ひょんなことから台湾産ドラッグ「百歩蛇」を手に入れる。<br />一方、零細暴力団組長の井島勝義は、何者かに「百歩蛇」を奪われ、窮地に陥っていた。<br />理一は悪友二人とともに、ドラッグをストリートギャングに売りつけようと画策するが……。<br />シニカルでユーモラスかつ切ない。<br />アウトロー青春小説の快作!