桐村彬は、南極で物資輸送に携わるパイロットだ。<br />チリ有数の富豪である日系実業家シラセが南極基地で負傷。<br />救助に向かうが、帰路、謎の双発機に襲われる。<br />背後には黄金伝説を巡る陰謀があるのか。<br />独裁者ピノチェト将軍の元部下、南米に巣くうナチス残党とネオナチ、見え隠れする超大国の影……真の敵の正体は? 極限に命を懸ける男たちの姿が胸に迫る冒険小説の金字塔!