夫・徹夫の元から逃げ出した実優は、2年たった今でも、暴力の悪夢を見る。<br />徹夫からの追及を恐れていたが、ついに居所を突き止められてしまう。<br />離婚を主張する実優に、夫の代理人である弁護士は、暴力などなかったと言う。<br />事実を証明しようと、実優はかつて住んでいた街を訪れたが、自分が間違っていたことに愕然とする。<br />彼女の記憶の深淵に隠された真実とは!?