市川大輔は片岡有美に結婚を申し込むべく、意を決して手紙を書いた。<br />指定した時間に待ち合わせの場所に行ったのだが、有美は現れなかった……。<br />一方、手紙を受け取った有美も、指定の時間に待ち合わせ場所に行ったのだが、市川は現れなかった。<br />それもそのはず、有美が手紙を受け取ったのは、15年後のことだったのだ――(「再会」)。<br />一体どうしてこんなことに? 心温まるはずの善意の企画(?)の裏に、驚愕の真相が……!?