十五年前の映画「北の城の花嫁」の主演女優・宇野喜代子が七尾で殺された。<br />雑誌編集者、黒木は、彼女が15歳で出産、渡米したことを知る。<br />米で育った喜代子の娘・小賀れいらが帰国し、金沢で母の死を探っていた。<br />れいら主演で「北の城の花嫁」再映画化が決まるが、内容を巡る対立が発生。<br />一方、れいらのマネージャーが襲われる。<br />十津川は、れいらの父親が大物政治家・古賀代議士であることを知るが、京都でさらに殺人が!