2008年8月、八王子市川口町。<br />大量の血痕を現場に残し、教師夫婦が失踪する。<br />ジャーナリストの杉山康平は、事件の翌年、容疑者の無罪が確定したことに疑いを抱き、取材を始める。<br />辣腕弁護士の妨害に悩まされながら、証言を集める杉山だったが、関係者の多くが、重要な部分で口を閉ざしてしまう。<br />一体彼らは、誰を恐れ、何を隠しているのか? 発生から10年、狡猾に隠蔽された真犯人の貌に肉薄する、執念のフェイク・ドキュメント!