小説家の礼一郎は、依頼をくれた編集者と初めて会う約束をした。<br />待ち合わせの喫茶店に現れたのは、どう見ても小さなピンクの、ぶたのぬいぐるみ。<br />これは夢だ、と思った礼一郎は、おもしろがって、ぬいぐるみに新作の構想を話し始めるが……(「長い夢」)。<br />編集者・山崎ぶたぶたは、本や雑誌を作りながら、出会う人々にも、元気をくれるんだって。<br />大ヒットシリーズ!