警視庁第二機動捜査隊所属の高丸の相棒としてやってきたのはすっかり髪が白くなった、皺の目立つ男――縞長だった。<br />機捜にこんなロートルがきて、しかも俺のパートナーになるなんて……。<br />しかし、縞長は独特の能力と経験を秘めた刑事だった! 警察小説の第一人者が、次々に起こる事件を、時に痛快に、時に味わい深く解決していく機捜の刑事コンビの活躍を描く傑作エンターテインメント。<br />