1944年満州。<br />馬賊の谷に偵察機が突っ込んでくる。<br />操縦する美女吉永紅子は、子供を救出したいと、女一人で飛び込んできたという。<br />黄尚炎は、この女は馬鹿なのかと呆れる。<br />関東軍特務機関の黒磯国芳少佐は、吉永紅子が嫌いだ。<br />やりたい放題する紅子を憎いとさえ思っている。<br />トラブルメーカー紅子に翻弄される馬賊の首領と関東軍将校。<br />そのうえ3人は金塊を狙う輩に追われることに。<br />騙し騙され欲望が渦巻く、サスペンスフルな冒険譚。<br />