若き大富豪・郷は戦艦大和の引き揚げを計画していた。<br />ところが、その作業を阻止するかのように原因不明の大事故が起こる。<br />生き残った撮影クルーが聞いた不気味な‘声’……そして突如、沈んでいたはずの大和が東シナ海に出現した! 海上保安庁、海上自衛隊の艦艇を次々と撃破し、ついには沖縄米軍との一大決戦の時が迫る――。<br />著者会心の痛快戦艦小説!