尾張町の糸問屋恵比寿屋に賊が押し入り、主や奉公人二十人以上が惨殺され、二千両が盗まれた。<br />南町奉行・筒井和泉守の‘隠密’となった沢村伝次郎は、前代未聞の凶悪事件の探索を手伝うことになるが、他の同心たちの態度は冷たい。<br />そして、探索を続けていた伝次郎は、ついに下手人の手がかりを掴む――。<br />電光石火の一刀が悪を斬る。<br />迫力の剣戟が詰まった第四弾!